来年は”教育のICT元年”とも言われ大きな転換点を迎える中で、
現在の学校では、昔とは大きく違って、
パソコンやタブレット端末といったデジタル機器の本格導入が進んでいます。
新型コロナウイルスに要る臨時休校などで、生徒「1人1台」の端末配布というものが
多くの中学校や小学校で行われています。
しかし、デジタル機器での学習に対しての戸惑いもあるそうです。
「パソコンやタブレット端末が新たな文房具になる」とも言われていますが
本当にそうなるのでしょうか?
この記事ではそんなデジタル機器での学習について色々調べてみたことをまとめてみました。

デジタル機器での学習が導入されたきっかけ

どうしてデジタル機器での学習が取り入れられるようになったのでしょうか?
「導入のきっかけ」って何か皆さんはわかりますか?
そもそも、デジタル機器での学習というものが取り入れられるようになったきっかけは、
新型コロナウイルスによる臨時休校が原因なんです。
生徒1人に1台のパソコンやタブレットを配布するGIGAスクール構想が2023年までに実現予定だったが、コロナウイルスによる臨時休校などでオンライン授業が十分に行えなかったことから政府は3年も前倒しすることを決定したんです。
萩生田文科相は
「ICTを活用することで家庭学習を含め全ての子どもの学びを保証できる環境を早急に実現したい」
とのこと。
デジタル機器での学習のメリットとは?
1人1台デジタル機器が配られることによって、それぞれが興味を持ったことについて
インターネットで調べて学習できるため主体的な学習ができることがメリットである。
また、授業のふりかえりや提出物などをリアルタイムで共有できるなどといったメリットもある
そうです。
資料を自分で作ることなどもできて、それを使って発表する際には資料を見ながら自分の言葉で
説明できるテクニックも身につけることができるそうです。
そして、情報活用能力やプレゼンテーション能力の向上につなげることができるそうです。
昔にはできなかった学習で新たな能力を身につけることができる優れた学習方法ですね。
デジタル機器での学習への戸惑いの声
優れた面がある一方、
「トラブルがあると授業に滞りがあり、あまり使いたくない」や「パソコンを打てないとなると『文字をかけない』くらいのレベルで『できない』ということになる」などといった声も
教師側からはあがっています。
また、プレゼンをしっかりできるからテストができるかと言われたらそうではないことも問題の一つ。
しかし、「友達に伝えたい」や「間違ったことを言えない」といったところから正しい知識をとってこようという意識が生まれれば、ただ単に教科書だけを使うなどといった勉強方法よりも知識として入ってきやすい可能性もあるそうです。
今後はこのような声からわかるデジタル学習での問題点をいかに早く解決できるかが
今後のデジタル学習のカギになってくるでしょう。
こういった声からわかるような問題点を解決できるようになったら
デジタル機器での学習が、今後もっと普及していき、より画期的なものになっていくと思います。
どのようにして問題点を解決していくのか今後に大注目です。
まとめ
これまで日本ではなかなか進まなかった”教育のICT化”が徐々に進みつつありますが、
日本のデジタル機器での学習を根付かせるカギは”子どもの意識”だそうです。
世界の平均では2割3割はデジタル機器を家でも調べ学習に使っているが、
現在の日本ではほとんど調べ学習には使っておらず、ゲームなどために使っている子どもが多い様子。
今後はどのようにしてそれを変えていけるかが大事になってくるそうです。
現在、学校での学習にデジタル機器での学習が取り入れられていますが、
自分もデジタル機器での学習してみたかったなぁと思います。
楽しそうですよね。
「タブレットやパソコンでの授業が楽しい」という子どもたちも多くいるそうで、
今後のデジタル機器での学習にさらに注目です。

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